わが家の姫の歩み

ダウン症の娘の育児日記です。両親に良く似て本当に個性的な子です。

いじめられっ子不登校の気持ち。

こんばんは。

ここ最近自粛が終わって職場復帰した母です。

今回は姫さんやダウン症関係無い内容です!

一応ご報告、姫さんは元気です!(笑)


コロナ自粛が終わって様々なものが始まりましたね。

ここ最近ネットやニュースで不登校についての記事を見ますね。


不登校の子にとっては、それはそれは気兼ねなく休める環境は有り難かったんじゃないでしょうか?


これお読みの方は、自分の子が

いじめにあっているから学校に行きたくない!

と言ったとき、どう対応しますか?


あ、別に間違い探しや、これが正しいという内容の記事を書くつもりは一切有りません…。


いじめって本当に多様で、暴力的、暴言的、ただの無視、仲間外れ、馬鹿にする等々…


周りの人には見えないものもいっぱい有ります。


でもね、どんないじめでも…とにかく辛いんです。本当にめちゃくちゃ辛いんです。


でもね、案外多くの子が我慢するんです。めちゃくちゃ限界まで我慢するんです。


だって、自分の世界はそこにしか無いと思っているから。そこから逃げられないから。


苛められてるって、惨めで悲しくて辛くて…何よりそんな自分が恥ずかしいんです。

ダメな人間だ。

出来損ないなんだ。

社会に順応できない人間なんだ。

って自分の事思うって、物凄くキツくてしんどくないですか?


だからね、限界まで我慢して秘密にするんです。

特に親には知られたくない。

バレたくない。

出来損ないの自分なんてバレたくない。


でも、ある時限界がくる。

その限界はもしかしたらその子の命を奪う瞬間かもしれない。

でも、そうじゃなくて

死ぬ勇気じゃなくて、話す勇気を持って親や誰かにに言ってくれるかもしれない。


伝わるかな…

親に自分が苛められてるって事実を話すときって、こどもの精神状態は最後の砦なんだよね。

もう限界で本当に無理なときなんだよね。


もしも、私だったらきっとまず最初に褒めてあげたい。そしてお礼を言ってあげたい。


よく言えたね。

話してくれてありがとう。

と。


それだけでどれだけ救われるか…。

今にも切れそうなピンッと張った糸が、少しずつゆるむ。


誰に何されたとか、学校がどうとか、そんなんじゃなくて、辛かった気持ちや頑張ったことを分かって欲しい。


そして、認めてあげて欲しい。

あなたが悪いんじゃないんだよと。

ただその場との相性が悪かっただけだと。


いじめられてる子が直ぐに強くなることは、はっきり言って不可能だと思う。

私がそうだったから。


何年、何十年と時が経ち年を重ねやっと経験値を積める。

でも、そこにたどり着けないほど繊細で壊れそうな子もいっぱい居る。


いじめ、不登校の議論は未経験者で出来る議論ではないと思う。

もちろん、たった1人の経験談だからこれが正しくて全てだという訳では全然無い。

薄い氷のオブジェのような心をいかに守るか?という繊細な議論だから。


そして、もし今いじめられて辛い子がこれを読んでくれていたら伝えたい。

分かってくれる人は絶対居るよ。

逃げても良いんだよ。

学校が全てじゃないよ。

絶対大人になってね。






いつか、皆が傷付け合うことの無い未来が来ると良いね。


グッドドクターじゃないけど、こどもが皆ちゃんと大人になれますように…





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