わが家の姫の歩み

ダウン症の娘の育児日記です。両親に良く似て本当に個性的な子です。

2021,9月保育園ラストの運動会

おはようございます!

書きかけの就学の記事がそのままですが(笑)

先に運動会をアップします(^_^;)

昨日は運動会でした!





2021年長 保育園ラストの運動会

コロナ対策の為

クラスごと入れ替え保護者観覧1名のみで行われました

それでも開催してくださった事に感謝しています


プログラム1

ラジオ体操

プログラム2

組体操







プログラム3

ソーラン節




プログラム4

リレー






たった1時間でしたが素晴らしい時間でした。

いつもの如くエンジンかかるのゆっくり目の姫さんでしたが、ラジオ体操の棒立ちのみで、組体操の途中からエンジン全開になってそこから全て参加できました!


年長の最大の難関はなんと言ってもリレー!ではないでしょうか?


これ多分毎年ダウン症児の保護者はどうすべきか?園側と話し合う方が多いのでは?


もちろん、走るのが上手な子も居るかと思います。

が、

比較的成長発達のゆっくり目の子が多く、また知的部分がゆっくりな為ルールの理解も難しい。

更にわが家は環境の過敏部分もあるので、急に拒否してしまえばチームの負けが決まってしまう。


普通に参加だと、もしかするとリレーが成り立たないかもしれない…

姫ちゃんのせいで負けたと思う子も居るかもしれない


じゃあ、不参加?

出来ない子は不参加という教育が果たして他のクラスメイトに感じさせる影響がどうなんだろう?

パラリンピックで多様性をあれだけ唱っている時代に違くない?


じゃあ、どうしようか?

どうすればうまく混ざれるんだろう?


という難題…


わが家の提案は2パターン

(以前の先輩の経験談等も参考にさせていただきました)

1、太鼓か何かで応援団長をやる

2、勝負関係なく最初に1周走らせて貰い、ふ~のゴールと共に皆のリレーがスタートする


採用されたのは2でした。

2本のバトンを抱え、笑顔で運ぶことが出来ました。

先生方の中でも相当悩まれた事と思います。

出来ればリレー自体にしっかり参加させたいという先生方の考えがとても有り難く、感謝の気持ちでいっぱいでした。


でも、これが本当の正解なのか?という部分は全く分かりません。


もしかしたら、姫さん本人は皆と一緒に普通にリレーをやりたかったかもしれないし、

逆に今回のように姫さんだけが特別っぽく見えるのがズルいと思う子も居るかもしれない。


世の中は様々な角度から、様々な人が、それぞれ違う考えをもって出来上がっているから…


何が正しくて、何が間違っているか?答えなんてきっと無いんだろう。


けれど、そんな中でも常に答えを見付けていかなくてはいけないから。

わが子を上手く世の中に混ぜていくには、なるべく多くの方々の賛同を頂く答えを見付けながら舵を取っていければと思う。


たかがリレー

されどリレー

小さなたった数分のものでも、小さな社会に混ざるヒントがあるんだと思う。


1歳から保育園に通い、5回目の運動会。

保育園ラストの運動会

組体操なんて出来ると思っていなかった

ソーラン節なんて踊れると思っていなかった

別に出来なくても良いと思っていた

でも

でも

一生懸命やっている姿を見て

ただただ泣けた


この子が生まれた時から

ダウン症と言われた時から

出来ても出来なくても何でも100点で行こうと思ってた


でも間違ってた


100点なんかじゃ全然足りない

点数なんて要らないんだ


そんなことを思った日でした。


関わってくださっている全ての方々に心から感謝します

ありがとう


2021年9月

素敵な思い出になりました


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